新学年が始まりました!〜新学年スタートダッシュとはなんなのかを考える〜

皆さんこんにちは。川崎学舎の今村です。

新学年が始まりました!!

今年は新規入塾者が15名を超え、開校以来の記録です。皆さんありがとうございます。

今年から正式に小学4年生の募集を始めまして、ありがたいことに現在在籍6名、お問合せ中1名と、定員間近です!

その他の学年も、小学5年生7名、小学6年生7名と多くの生徒さんにお通いいただいております。中学生も続々と入塾してくださっています!

来年からは塾説明会を開催し、その後順次入塾案内とさせていただく予定です。

ひとまず9月ごろ「市立川崎受験説明会(仮)」を開催予定ですので、ご参加お待ちしております。

さて、新学年といえば「スタートダッシュ」が大事だと、どこでも言われていますよね。

僕も学生の頃、先生が言っていたのを何度も耳にしました。ですが、僕自身は「新学年のスタートダッシュが決まった!」と思えたことがありませんし、いまいち何なのかよくわからないまま学生生活を終えてしまいました……。

社会人になっても「新生活スタートダッシュ」「○○スタートダッシュ」など、世の中には色々な“スタートダッシュ”が溢れていますよね。

ですが最近、この「スタートダッシュ」が何なのか、はっきりと分かったので皆さんにお伝えします。

それは、新しい「当たり前の基準」を作ること、です。

言い換えれば、「これをやるのが普通」というラインを作ることです。

子どもに限らず、私たちは多くの「当たり前」を持って暮らしています。

朝ごはんの内容や量、眠る時間、着ていく服の色……普段私たちが行動するとき、いちいち「どれにしようかな」と無限にある可能性の中から選んでいるわけではなく、これまでの習慣からなんとなく選択していますよね。

朝ごはんにパンやご飯、味噌汁などを選ぶ人は多いですが、なんとなく「二郎系ラーメン」を選ぶ人はまずいないと思います(笑)。

これが私たちの「当たり前」の正体です。

そして、この「当たり前」は、私たちがこれまで積み重ねてきた生活の結果としてできあがったものなのです。

ここで勉強の話に戻ります。

勉強では、この「当たり前」が

– 毎日の勉強量

– テストの点数

– 内申点

– 志望校選び

に直結してきます。

– 毎日「1時間勉強するのが当たり前」なのか、「勉強しないのが当たり前」なのか。

– 「90点以上が当たり前、むしろ90点は低いくらいが当たり前」なのか、「70点取れれば良いのが当たり前」なのか。

– 「提出物をしっかり出して5を目指すのが当たり前」なのか、「提出物は出せるときに出して4が取れたらラッキーが当たり前」なのか。

– 「今の実力より上の学校を目指すのが当たり前」なのか、「今の実力で行ける学校に行くのが当たり前」なのか。

今挙げた「当たり前」こそが、生徒の勉強に対する姿勢、すなわち「やる気」に繋がっているのです。

ですので、新生活が始まり、これまでの「当たり前」をある意味リセットできるからこそ、これまでの「当たり前」を見直し、新たな「当たり前の基準」を作ることこそが、スタートダッシュの正体なんです。

もちろん、いきなり「基準を高めよう!!」と言って、「宿題をちゃんとやります! 良い学校に行きます!」みたいな誓約書を書いて宣言しても、すぐに「当たり前の基準」が高まるわけではありません(笑)。

熱いお風呂に入るとき、足先から少しずつ慣らして入っていき、じんわり全身が浸かっていくように、日々の生活の中で徐々に「当たり前」となっていくものです。

少しずつ一週間の勉強量を増やしたり、段々と点数の基準を高めていったり、目標を上げていくことで、気づいたら高いレベルを目指している……そんな流れが必要になります。

ですが! 一度身についた「当たり前」は、頑固なヨゴレのように強烈に自分に結びついているので、なかなか変えるのは大変です。

やはり家では、子ども達も日々の「当たり前」を変えることは難しい。だからこそ学習塾という場所に入れて、環境から変えることで「当たり前の基準」も変えていく必要があると思うのです。

そこで!

川崎学舎の登場なんです。

新学年になってから、私たちは生徒にとって必要な「当たり前の基準」を高く設定しています。

それは宿題や授業内容、ひとりひとりとの対話など、さまざまなものを通して生徒達に吸収してもらっています。

学舎では、学舎ならではの質の高い「当たり前の基準」があります。

例を挙げればキリがありませんが、宿題の量や質の基準は高いですし、通常の塾よりも授業中に頭を使ってもらいます。メリハリの基準もどこよりも激しく、集中するときののめり込み具合も高ければ、ふざけるときも全力でふざける。

自分で「自分にしか歩めない人生を歩む力」を身につけてもらうために、この「当たり前の基準」を生徒と共に高めています。

この、生徒が元々持っている「当たり前の基準」から変えていこうという取り組みこそが、大手塾と川崎学舎の大きな違いだと思っています。

ゆくゆくは、この「当たり前の基準」を生徒自身が自分で高めていけるようになってほしいですね!

僕自身も、なかなか難しいことですが、「当たり前の基準」をぶっ壊して、新しいことにチャレンジしていきます!

新しい取り組みとして、夏の野外学習も企画中ですので、続報をお待ちください!

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