ChatGPTを相棒に、自動化の学習に挑戦した1日
今日はお昼頃から夜10時くらいまで、Makeというツールを使って、自動化や半自動化のプログラムを組む練習をずっとしていました。
僕自身、もともとプログラミングに詳しいわけではありません。むしろ、抽象的なイメージだけを持っていて、具体的に何をどうしたらいいかの優先順位もつけられない状態でした。
そこで、頼りにしたのがChatGPTです。僕がぼんやりとしたアイディアやイメージを伝えると、GPTが具体的な戦略や方法を提案してくれました。ここで一つ面白い発見がありました。
最初はやっぱり、僕の思った通りの回答は返ってきません。「AIって結局こんなものか」とがっかりする瞬間も正直ありました。でも、人間同士のコミュニケーションだって似たようなもので、自分の頭にある微妙なニュアンスや感覚を正確に伝えるのは難しいですよね。
AIとの対話は「試行錯誤」の連続だった
僕が感じたことは、AIとのやりとりもそれとまったく同じだということです。一発で完璧に意図が伝わる魔法のランプみたいなものではありません。ただ、AIの凄さはその後にありました。
初めは抽象的だった僕の問いに対して、AIが選択肢を示してくれます。その選択肢の中から僕が直感的に選んだものを元に進めていき、エラーやズレが出たらまたそれをAIにフィードバックする。この作業を繰り返すうちに、自分が最初に漠然と思い描いていたものが具体的な形になっていくのを感じました。
この過程は、まるで数学の問題を解くようです。目の前の問題に対して、どの解法を選択するか迷い、試行錯誤して解にたどり着く。その選択と修正のプロセスは普遍的で、AIはそれを加速させてくれました。
ここで重要なことがあります。AIを使うと「思考力が失われる」と批判する声をよく耳にします。でも、僕が実際に体験したのはその逆です。
AIに頼っている間、僕自身は常に考え、修正し、自分の頭で判断を繰り返していました。AIが提示する選択肢を鵜呑みにするのではなく、自分の意図に合致するように調整するというプロセスこそが、「思考力そのもの」だと感じました。
また、僕の性格上、興味が移ろいやすく、長期間同じことを鍛錬するのが苦手です。そのため、あるツールを使えるようになるまでに3ヶ月かかると聞けば、それ自体に興味を失ってしまうことも多かったです。でもAIのサポートがあれば、必要な知識をリアルタイムで得て、すぐに実践に移せるようになります。
AIで「考えなくなる」は本当か? 実体験からの答え
今日という一日を振り返ると、AIは僕の思考力を奪ったのではなく、むしろ僕が持っているアイディアや想像を「具体化する力」を高めてくれたと思います。
AIを使うと考える力がなくなるというのは嘘です。AIをどう活用するかで、自分自身の思考力をむしろ鍛えることができます。その可能性に気づけた今日は、とても充実した一日になりました。
