最高の進学塾、最高のサードプレイスへ

誕生日パイ投げ

2人で運営する僕らの塾では、
4月は塾長、5月は僕の誕生日でした。

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塾はケチャップで、僕(カド)はチョコケーキをぶん投げられるという荒手な祝われ方ではありましたが、新しく入ってくれた小学4年生・小学5年生の団結が高まったような感覚はあるので、その点が良かったなと思っています。


続く卒業生との関わり

GWは卒業生たちとフットサルに行ってきました。
大学2年生~高校1年生までが揃っていました。

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卒業生たちとのフットサル⚽

卒業しても、関わってくれるのは本当に嬉しいですね。
今村の趣味で、卒業生スノボ会も毎年開かれているんですよ。

卒業して、大嫌いな塾だったらこうはならないと思うんですよ。
少なくとも、「また関わろうかな」と感じられる場所だと思うんですよね。

学習塾らしい勉学への充実感の提供はもちろん、勉学以外の楽しい時間の共有や、人生の指針を相談する。

そういったトータルな生き様まで含めて「学び」とするのが川崎学舎で在りたいものです。


ドッチボールに行く塾

小学6年生とは、様々な遊びに興じていますが、典型的なものにドッチボールがあります。

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最初は、市立川崎を見に行く程度の取り組みだったのですが、いつしか目的を超えて、毎週行くような小6の定番イベントになっています。

文面で書いて伝わるか分からないのですが、小6のクレバーな点は、戦術への理解力の高いところですね。

普通の小学生は、とりあえず速いボールを投げるという腕力プレーに頼りがちですが、今の小学6年生に球速がウリの子はいません。

彼らの素晴らしい点はパス回しです。外野と内野の最適な位置取りをする力に長けているので、パスを3本以上回してから当てるということができます。

近くの小学生・中学生の子たちに勝てるゆえんは、そういう機転に利かせ方にあります。そして、頭を使って考えてくれるからこそ、僕も人間関係構築のための遊びを越え、わざわざ授業時間より1時間早く集合させて行く価値があると思えるのです。

お勉強を「学び」に昇華させる1つの視点を獲得する機会に、遊びを位置づけたいですね。


何をしないか

トランプ・大喜利・けん玉・ドッチボール・誕生日会などなど、川崎学舎では多種多様な取り組みを行っているのですが、そういう子に限って勉強の結果が良いのも学舎ならではだと思います。

机に座った時間=学力向上だと考えるのが一般的だと思いますが、少なくとも僕はそう思いません。「いかに机に座らないか」を考えるように言っていますし、効率の良い勉強を念頭において計画を立てさせます。

たくさん国語の問題を解いたからと言って思考力が身につくわけではない。2題の問題をテキトーに解くくらいなら、1題を精読した方が意味があると思う。

単語テストだって、テスト日に2時間根詰めて勉強するよりは、毎日10分継続して見た方が覚えられる人が多いと思う。この方法を採れば、単純に計算しても労力は1/2程度に短縮できると思うんですよ。

最大限の効果のために「何をしないか」を考えて、空いた時間に思い切り楽しい時間を過ごしてほしい。毎週火曜の16:00に楽しみなドッチボールがあるから、それまでにいかに効率よく宿題を終わらせ、単語テストの勉強をしておくかを予定しておく。

小学5年生の頃から、上述した内容について僕から言われ続けてきた子がいます。好奇心旺盛なところが魅力的でありつつも、注意力散漫で、やるべきことが終わらないことが何度もありました。

やりたいことが沢山あることは素敵だから、バッファーのある予定を立ててから、その残りでやりたいことを思う存分やってごらんと言い続けて1年。誰よりもドッチボールに行く彼女の模試のスコアは2000人中32位。

遊びにも全力だから、勉強にだって全力。
最高のサードプレイスになるような、最高の塾をこれからも運営していきたいと思います。

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